四国ブロック教研集会に参加

朝10時に徳島を出て,高知で開かれた四国ブロック教研集会に参加しました。徳島からは4名が参加しました。まずは「学び場」分科会に参加しました。今回の集会は,若者対象のこの分科会の他,事務職員対象の分科会,特別支援教育の分科会,人権・同和教育の4つの分科会が設けられていました。私が参加した分科会は,若年次教職員と臨時講師が対象でした。私ともう1人の徳島からの参加者は,完全にオーバーエイジでしたが,気持ちだけ若く保ちながら特別参加させていただきました。私たちを含めて16名が学びました。学級づくりに役立つ様々な活動で始まり,メインテーマは「群読」でした。私には初めてのものでしたが,大変楽しく学ばせていただきました。もうちょっと若い時に学びたかった。徳島でも同様の学習会を持ちたいものだと強く思いました。そのあとは「こうちあったか教育シンポジウム」がありました。8月6日に徳島に来てくださった名古屋大学准教授の内田良さんの『学校の日常を「見える化する」:職員室の持続可能性を求めて』と題された講演を聴きました。1時間40分ほどの講演でしたが「たしかに!」と納得することの連続で,今私たち学校で働く教職員が考えるべきことを「見える化」していただきました。学校の多忙化解消については多くのマスコミが取り上げてくれるようになりました。その結果,学校現場のブラックな状況「定額働かせ放題」の現実も世間に広く知られることとなりました。他方では,教師自身が今が労働環境を改善する千載一遇のチャンスであるにもかかわらず,「やりがい」「子どものために」という言葉で現実を変える方向に踏み出せていない現状があります。学校が働きやすく持続可能な職場になるために今後も取り組まなければと改めて自分たちの課題を再認識しました。夜は美味しい料理とお酒で高知の皆さんと交流をさせていただきました。日教組高知の皆さん,大変お世話になりました。