働き方改革討論集会に参加

 9月5日(木)に働き方を変える!学校を変える!「学校の働き方改革」討論集会(日本教職員組合主催)が千代田区ベルサール神保町で開かれ,参加いたしました。かなり大きな会場でしたが,会場はほぼ満席で,空いている席を探した結果最前列の席にたどりつきました。左側の人見たことあるなぁ。よく見ると日教組の岡島委員長でした。マスコミも取材に来ておりました。

 午前中は,2019 日教組「学校の働き方改革意識調査」速報値報告に続き,教育研究家の妹尾昌俊さんの講演がありました。妹尾さんは徳島県のご出身ということで,親しみを感じます。お話を聞くのは2回目です。演題は「効果ある働き方改革に向けて 行政,学校,教職員に必要なアクション」討論集会のタイトルと同様長い!言いたいことがたくさんあるということでしょう。

 さて,講演ですがずっと聞くのではなく,たびたび近くの席の参加者と意見交換する機会がありました。最初の問いは「学校の“働き方改革”ってなんのため?」というものでした。私がすぐに思いついたのは「このままでは先生のなり手がいなくなる」ということでした。「いくら働いても残業代はでません!でもやりがいはありますっ!!!」これでは先生になろうと手を挙げる人は減っていくでしょう。私自身は,教員の勤務時間が世間の人々に比べずいぶんと長い上に残業代すら出ないというブラックな状況にあることに気づいたのは組合の役員をするようになってからでした。でもこの1,2年でこうした状況は世間で広く知られるようになったのですでに若者は知っていると思います。世の中の人々に知ってもらうこといいことだと思います。でも,これからの取組で「こんなにブラックな状況は変わってきているよ」と言えるように組合の力を発揮したいものです。まずは,妹尾さんの話から得たものを徳島に持ち帰り広めなければ。